保湿剤は軟膏?クリーム?ローション?
①軟膏タイプの特徴⇒白色ワセリンなど油性基剤ベースで油分が多い
保湿効果が高く、カサカサした皮膚に適している
(夏場はベタベタして不快に思う人も)
②クリームタイプの特徴⇒基剤に油性成分と水・グリセリンなどの水分を含む
保湿効果が高く、広範囲に伸ばしやすい(水分多めのミルクローションタイプもある)
③ローションタイプの特徴⇒水やアルコールを基剤としたものが多い(水分が多い)
サラッとしていて夏場でも使いやすい/広範囲に伸ばしやすい
(水仕事や汗などで流されやすい/傷などにしみる可能性も)
保湿剤の各成分の特徴が知りたい!
◇ジフェンヒドラミン、クロタミトン:かゆみを鎮める
◇尿素:水分保持機能を高める・角質を柔らかくする(傷に刺激性があるので注意)
◇トコフェロール(ビタミンE):血行を促進する
◇グリチルレチン酸:生薬の甘草由来の成分で、抗炎症作用がある
◇ヘパリン類似物質:保湿効果が高く、角質層を修復する作用もある(刺激性は少ない)
◇パンテノール:新陳代謝を促進し、肌の修復を助ける
◇セラミド:肌を外部刺激から守る働き(バリア機能)のための必須成分で、
十分にあると肌表面も潤ってキメが整う
◇白色ワセリン:基剤として使われていて、油分で膜を作り角質からの水分蒸発を防ぐ
(「プロペトピュアベール」など、白色ワセリン自体が低刺激の保湿剤として販売されています)
※なお、顔の保湿には化粧水の方が適しているようです。