更年期症状の緩和に「いいサプリメントはないかしら?」とお悩みの女性の方、エクオールを試してみませんか?
エクオールは大豆イソフラボンの一種「ダイゼイン」が腸内細菌の働きで変換された物質で、女性ホルモンに似た働きを示します。
◆大豆イソフラボンとエクオールの関係って?
以前から、大豆イソフラボンの分子構造がエストロゲン(女性ホルモン)に似ていることは知られており、「植物エストロゲン」とも呼ばれていました。
そんな女性ホルモン効果が期待できる大豆イソフラボンですが、最近の研究で、日本人女性の約30~50%しか恩恵を受けられていないことがわかりました。
大豆イソフラボンの一種「ダイゼイン」が腸内細菌の働きで「エクオール」に変換され、そのエクオールが女性ホルモンに似た働きを示す訳で…。
エクオール=女性ホルモンに似た働きを示すタイプの大豆イソフラボン
と解釈することができます。
最近の研究で、腸内細菌が活発に働いている人でないとエクオールを作れないことがわかり、作れる人の割合が日本人女性では約30~50%と言われている訳です。
◆エクオールを作れるかどうかを知る方法ってあるの?
自分の体がエクオールをどの程度作れるのかは尿検査で調べることができ、婦人科で相談して実施するか、市販の検査キットを用いる方法もあります。
市販の検査キットはドラッグストアやネット通販などで購入できますよ。
◆エクオールを摂取する際のポイントは?
検査の結果、エクオールを多く作れる人は大豆食品や大豆イソフラボンを摂取するだけで、エクオールに変換することができます。
(多く作れる人がエクオールを摂取した場合には同じ効果が得られます。)
エクオールを少ししか作れない人・全く作れない人は、エクオールを摂取することで同様の効果を得ることができます。
(少ししか作れない人・全く作れない人が大豆イソフラボンを摂取した場合、十分な効果が得られませんのでご注意ください。)
◆エクオールの摂取で期待できる効果は?
①更年期障害の軽減:更年期になると減少するエストロゲンに代わってホルモンバランスを整えて、更年期症状の「のぼせ・ほてり」などを軽減します。
②骨粗しょう症の予防:骨からカルシウムが溶け出すのを抑えているエストロゲンの閉経後の減少を補い、その影響を軽減し骨粗しょう症を予防します。
③月経前症候群(PMS)の軽減・生理不順の改善:ホルモンの働きを助けます。
④その他:美肌効果、育毛効果、乳がん予防効果、抗酸化作用など