インフルエンザが流行する時期となりましたが、ワクチン接種はお済みですか?
今年は新型コロナとの同時流行の懸念から、インフルエンザの予防接種が推奨されています。
ちなみにコロナワクチンと同じタイミングでインフルエンザワクチンを打っても問題ないそうですよ!
(2022/10/31追記)
インフルエンザについて、気になる情報をQ&Aにまとめてみました!
◆インフルエンザQ&A:ワクチン編◆
①ワクチンは毎年接種した方がいいの?⇒インフルエンザウイルスは変異(表面構造の変化)を起こしやすく、
一度かかって免疫ができてもウイルスが変異すると効果がなくなってしまいます。ワクチンの効果も6ヶ月程しか
持続しないので、毎年接種しましょう。
②何回接種するものなの?⇒65歳以上の高齢者は1回接種が推奨されており、13歳~成人も1回接種で十分とされ、
13歳未満の小児のみ2回接種が推奨されています。
③いつごろ接種するものなの?⇒10月中旬~12月上旬までに接種しましょう。2回接種の人は2~4週間の間隔を
あけて、12月上旬までに2回接種を終えましょう。
④ワクチンの中身は?⇒インフルエンザA型の2種(H1N1型、A香港型)、B型2種の計4種のウイルスを元に化学
的処理をして、感染性・病原性をなくしたもの(不活化ワクチン)を接種します。(その年に流行が予測されるウイ
ルスを選んで、毎年作られています)
⑤そもそもワクチンって効果あるの?⇒インフルエンザの感染予防に関しては60%程度の有効性と言われています。
しかし、「インフルエンザに感染した時に重症化するのを防ぐ」、「集団で接種を受けることで大規模な流行を防ぐ」
といった点で大きな意味がありますので、予防接種を受けるようにしましょう。
◇インフルエンザQ&A:予防・治療編◇
⑥インフルエンザを予防するにはどうすればよいの?⇒帰宅時に手洗い・うがいをする/ワクチンの接種をする/
加湿器などを使って十分な湿度(50〜60%)を保つ/日ごろから十分な休養・栄養をとる/人混みへの外出を
なるべく控える/外出時はマスクを着用する
⑦インフルエンザが疑われる症状って?⇒38度以上の発熱、せき、のどの痛み、倦怠感・関節痛、悪寒などの症状
が特徴的です。感染してから症状が出るまでの期間(潜伏期)が1~3日(平均2日間)あるので、感染者に接触した
後は十分に注意しましょう!
⑧インフルエンザにかかったらどうすればよい?⇒具合が悪ければ早めに医療機関を受診する/安静にして休養をとる
(睡眠を十分とることが重要です)/水分を十分補給する(お茶でもスープでも飲みたいものでよい)/周りへうつさ
ないようマスクを着用する/仕事・学校はなるべく休む
⑨出席停止期間って?⇒2012年の学校健康保健法施行規則の改正以降、「インフルエンザを発症した後5日を経過し、
かつ、解熱した後2日を経過するまで(幼児では3日)」は出席停止とすることとなっています。日数が1日長くなる幼児
については特に注意が必要です。